お薬の治療か、カウンセリングか…

今回はメンタルクリニックの治療についてお伝えします。

治療の方法は大きく分けて、2つしかありません。
「お薬の治療」と「カウンセリング」です。

それぞれメリット・デメリットがあるので
簡単にではありますが、ご説明します。

まずお薬の治療です。
お薬は精神的な症状を和らげるために使用します。
メリットは治療として単純だということです。
決められた時間やタイミングに飲むだけなので
患者さまがやること自体は多くありません。

デメリットは副作用があることです。
副作用はどんな薬にもあります。
しかし、副作用が出るかは個人差があります。
ですので、副作用がなく、効果がしっかり出るものを探していくことがスタートになります。
副作用がある薬を無理矢理継続することはしませんので、ご安心ください。
また副作用が出にくいような正しい飲み方もご説明しますので、ルールを守って服用してください。

次にカウンセリングについてお伝えします。

一言でカウンセリングと言っても、いろんな方法があります。
そもそも最初に病院に来て、私と話をする時点でカウンセリングは始まっています。
ですので、全ての患者さまがやり方の違いはあれど、カウンセリングをしていくことになります。

基本中の基本は、患者さまご自身のことを話すことです。
自分の状況や気持ちを話すこと自体が、気持ちを落ち着けたり、整理することにつながります。

ただデメリットもあります。
カウンセリングを深めていくことは、こ自身で考えて取り組むことが増えていくので、精神的に負担をかける場合があります。
誰でもカウンセリングを行えば、必ず元気になるかというとそうではありません。

お薬を飲んで、ゆっくり休息を取ることの方が大事な場面もありますので、相談しながら治療方針を決めていきましょう。

間違えないでいただきたいのは
心が落ち込んだり、不安にならないということを治療目標とすることは不可能です。
それは不自然なことですし、それも人として必要な感情です。

ですので、症状によって生活に支障が出ていることを少しでも和らげることが目標です。
ぜひ一緒に取り組んでみましょう。

個別の詳しいことは通院しながら、説明させてください。
今回は以上です。

たなかメンタルクリニック
院長 田中 耐地